ベンチャー企業へ就職するメリット・デメリット合わせて10個

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会社員を辞めて独立して自分でビジネスをするようになって早2年。

そろそろ新卒の皆さんは就職活動を始める頃になるのでしょうか。

今までは楽しく過ごしてきた学生生活が終わるとともに、これからの生活に向けて不安と期待を持ちながら過ごしている人も少なくないはずです。

そこで今回は、僕なりに今までベンチャー企業に勤めてきた中で見てきたこと全てをお話ししていこうと思います。

 

大企業と中小企業を経験して思ったこと

僕は学生時代というのは高校1年の途中までしか通っておらず、俗に言う就職に対する不安というものは持ち合わせていなかったのですが、運が良かったのか、巡り合わせが良かったのか、今までに仕事に困ることはありませんでした。

16歳から働いてきた中で、個人事業主の元で5年間、大企業で5年間働いてきて感じたことを全て包み隠さず書かせていただこうと思います。

それによって、これからの就職活動をする学生や若者の何かのきっかけになってくれたら幸いです。

 

ベンチャー企業へ就職することのメリット

結局は働く会社によって変わるの一言に尽きる

ここ数年の間で大企業への就職に対する不安はニュースでもよく耳にしていると思います。

大手電化メーカーが大規模のリストラを実施したりとか、合併吸収によって本来のポジションが奪われてしまうことで会社を辞めざるを得なくなった人というのは沢山出てきました。

ですが、それを大企業はヤバい。中小企業の方が安心だと決めつけるのは軽率で、ぶっちゃけたところどこの会社で働くのかによります。

中小企業でも地域密着で根ずいている会社は従業員数300名以下で、社員のことを考えて毎年海外旅行へ連れて行ってくれる会社もあれば、大企業でも馬車馬のように働かされて半年に1回のボーナスが5,000円という会社だってあります。

ですので、大企業や中小企業という枠組みで考えるのではなく、どんな会社で働くかということが重要となってきます。

 

ベンチャー企業のメリット1. 実力主義でガンガン出世できる

僕はご存知の通り学歴が無いので、大卒社員という肩書きを使った就職はできませんでした。

なので、僕にできることとしては、その会社で与えられたミッションをいかにこなし、他の同期の社員よりも生産性を高めることができるかということが課題だったのです。

そういった意味では僕にとってはベンチャー企業は非常に魅力的な組織体制でした。

基本的に会社自体が若く、古くからあるような年功序列がほぼ無いような会社でしたので、課長職くらいまでであれば数字を叩き出せばガンガン上に上がることができました。

ただ、部長職以上ともなると準役員のポストとなりますので、役員陣も人材選定をする時は慎重になります。

ここから先はお気に入り人事が適応されると思っていただいて結構でしょう。ですが、上手く経営陣に気に入られることさえできれば、若くして役員ポストの座を手に入れることだってできるのがベンチャー企業の強みです。

 

ベンチャー企業のメリット2. とにかく多くの仕事に触れられる

基本的にベンチャー企業は急成長を意識している会社がほとんどですから、若く経験が浅い社員であってもやる気さえあればどんどん新しい仕事をさせてもらえます。

これをメリットと思うかデメリットと思うかはあなた次第なのですが、僕にとっては非常に良い経験となりました。

一般的に40歳以上の課長職じゃなければ経験できないことも20代のうちに経験することができましたし、それによって見えてくるものも多々ありました。

また、新たな仕事を回されることに対するメリットは他にもあって、社員の適材適所を見極めるためでもあります。

営業職で入社しても営業成績が低迷したからといって解雇されることは少なく、その人材が他で最も生産性を高められる部署に配属させてもらえる場合もあります。

 

ベンチャー企業のメリット3. 赤字社員でも給料はもらえる

会社にもよりますが、2007年頃から不当な解雇通知などは大幅に改善されました。

そのため、会社で足を引っ張るような赤字社員になったとしても、決められた給料はしっかりと支払ってもらえます。

ただ、風当たりが良いか悪いかは別ですが。

特に上場を目指しているベンチャー企業であれば、そのために従業員に対して不当な対応はしませんし、仕事ができない社員がいたとしても、何の役に立つのかわからない業務でも雇用を続けます。

ですので、個人事業主や数名の会社で働いている人から見ればスーツを着た生活保護みたいなものです。

 

ベンチャー企業のメリット4. 経営陣の近くで仕事ができる

ベンチャー企業はとにかく経営陣との距離感が近いです。

僕も課長職として働いていた時は毎月社長を含めた経営陣と会議をしていましたし、とにかく現場の声を早く吸い上げて経営の舵を切るために素早い対応を心がける企業が多いです。

その為、比較的若い時期から経営の動きを観察することができますし、上の仕事を早くしたいと思う人にとっては良い環境となるはずです。

 

ベンチャー企業のメリット5. ストックオプションで一攫千金の可能性有り

ベンチャー企業で特に入社する価値が高い企業というのは、上場を目指している企業です。

ストッックオプションという言葉を聞いたことは無いでしょうか。これは会社がタダで発行できる新株予約権で、勤めている会社が上場した時に、経営陣から決められた社員が受け取ることができます。

中にはこのストックオプションで1億円以上もの金額を手に入れたサラリーマンだっています。

上手に活用することで、一流企業のサラリーマンよりも高い収入を得る人だって中にはいます。

ベンチャー企業に勤めるうえでのメリットとしては、このストックオプションが最も魅力的ではないでしょうか。

 

ベンチャー企業へ就職するデメリット

ベンチャー企業のデメリット1. 結局は組織の歯車。転職は不利

基本的に企業で働くということは、その会社の歯車の一部として働くということです。

もちろん、会社の経営の一部をチラッと見ることもできるでしょうが、そんなことは何の実績にもなければ転職の際の武器としては使えません。

そういった面では専門職の方が転職の際には需要がある場合も多いです。

ですので、今まで企業でドップリ浸かっていた人が個人で生きていくとなると、それ相応の覚悟が必要です。

僕自身も企業を退社してから独立したわけですが、最初に苦労したのは自分のプライドをへし折ることからでした。

基本的に会社を出た瞬間に人に価値を何も提供できない人間に成り下がってしまいますからね。

 

ベンチャー企業のデメリット2.会社都合の転勤・異動は当たり前

これは僕が会社を辞めるきっかけとなった理由でもあります。

基本的にベンチャー企業や大企業というのは理不尽な人事や転勤は当たり前です。

異動ができなければ昇格できないと考えてもらっても良いくらいです。

先ほども説明した通り、所詮は企業で勤める社員とは言っても会社という組織の歯車の一部でしかありません。

言うことを聞かない部品なんてものは欠陥品ですから、優遇するはずもないですよね?

ですので、理不尽な転勤や異動人事には我慢して働いていくというのが当然という気持ちでいる必要があるでしょう。

 

ベンチャー企業のデメリット3. 福利厚生は整っていないケースが多い

こちらの記事でも書いてあるのですが、急成長を遂げている会社の中にはマタハラをするような会社だって普通にあります。

関連記事:マタハラなんてしてくる会社は提訴してさっさと辞めてしまうべき

基本的にベンチャー企業は徹底的に生産性を求めていますから、妊婦が自分の組織にいるというだけでも生産性が低くなる可能性が高いですからね。

そういった面では、女性に優しい職場というのは見つけることが困難かもしれません。

また、有給なんて取れないと思った方が良いでしょう。

もちろん、会社側は有給を取っても良いと話ます。役員陣もそのように全体に呼びかけます。

ですが、有給なんて取れるはずがないというなんとも言えない空気が社内に漂いますので、空気を読めない奴と思われる覚悟で有給を取る必要が出てきます。

 

ベンチャー企業のデメリット4. 居場所が無くなる可能性もある

当たり前ですが、毎年毎年新しい人材が入ってきます。

そこに昔ながらの年功序列が無いのであれば、あなたよりも後に入社した社員があなたの上司になる場合だってあるのです。

ですので、そういったスピード感についていけない人は取り残されてしまい、いつしか会社の中に居場所が無くなってしまうというケースも少なくはありません。

もちろん、その会社が上場して有名になり、さらに社員数が増えて安定した基盤を築くかもしれませんが、その時にあなたがどのポストで仕事をしているかです。

 

ベンチャー企業のデメリット5. いかなる場合も会社にしがみつく人生

社長の言うことは絶対。会社の戦略は絶対。上司の為ならなんでもする。

というのは大げさな表現かもしれませんが、それくらいの気持ちで入社するくらいがギャップのズレがないので丁度良いと思います。

とにかく安定を求める考えや思考の癖が身に付いてきますので、会社にしがみつく人生を歩んでいくことになります。

ですから、あなたがどんなに新しいことにチャレンジをしたくても、会社の方向性が違えば従わなければなりませんし、それを認めてくれる上司や役員がいなければ、あなたがただのやっかいな社員で終わります。

年功序列が無く実力主義。だからこそやりがいがあるというのは、あくまでも会社の評価の仕方にあるだけで、あなた自身の人生にとって良いかどうかというと話は別です。

そのために、どんなことがあっても会社にしがみついてやるという気持ちがあるのであれば良いかもしれませんね。

 

会社という箱を思いっきり利用してやるつもりで入社するべき

大企業に勤めてもリストラされる人もいれば、今でも安定して給料をもらい続けている人もいる。

この人たちの違いを言葉を選ばずに表現するならば、会社にすがって生きているか会社を利用して生きているかの違いだけだと思います。

前者はもちろん会社にすがって生きているわけですから、会社からするとただのお荷物社員です。

ただ一方で、会社を利用して生きている社員というのは常に先手、先手を打って生きています。

だから万が一の時にはリストラの対象にはなりませんし、仮になったとしても大丈夫なように収入源の構築をするなりして準備を整えています。

人生、死ぬまで勉強です。就職で内定が決まったからといって油断することなく、そんなものはただの一歩だと思いましょう。

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